みなさんこんにちは。愛とロマンの男マーカスです。今回はラングラーのインテリアであまり語られていない箇所についてご紹介したいと思います。
サイドビューモニターがとても便利
ラングラーにはサイドビューモニターが標準で装備されています。(わたしが勝手にそう呼んでいます)
運転席から死角となる左側を補助する目的だと思います。ランクルやプラドなどで左フロントにニョキって生えているキノコの代わりですね。
このモニターに映る範囲が超広角でメチャクチャ広いんです。それに感度も良いので夜間の僅かな光でも鮮明に見えます。
わたしは立体駐車場に停めていますが、これのおかげで駐車する時左側の柱ギリギリに幅寄せすることが出来ます。バックしながらでも、左後方まで見えるのでとっても便利です。
しかもモニターは消すことも出来ます。ステアリングの左下付近に付いてるボタンでON-OFFの切り替えが出来るんです。夜間の運転時に眩しくて気になるということはありません。
カメラは左のサイドミラーの下に取り付いているので、巻き込み確認や、車線変更の死角つぶしにも有効ですよ。
フットペダルはちょっと使いにくい
ラングラーのアクセルペダルとブレーキペダルの落差がとても大きいです。日本人の足のサイズではいちいち踏み変えなくてはならないレベルです。
写真からもわかるように、ラングラーのフットペダルは吊り下げ式です。
オルガン式ではないので、疲れやすいですね。
吊り下げ式のデメリットはスピード調整がしにくいと言われますが、そんなことはありません。ラングラーはとてもゆったりと走りますから、シビアなペダルワークは不要なんです。
わたしは足のサイズが27.5ですが、慣れてしまえばまったく苦になりません。ただし、国産車のように踵をつけた状態だとすぐにブレーキに戻れません。 車間を開けて安全運転を心掛けています。やはり咄嗟のブレーキングには不安がありますね。
これを解消するキット(JAOS アクセルペダルスペーサー JKラングラー【B346901】)が販売中です。わたしは使う予定はありませんが、気になるようでしたら付けることをオススメします。
いや、付けたほうがいいです。
サンバイザー・・・・・コレいる?
ラングラーには伸縮できるサンバイザーが備わっています。
片方のキャッチが外れるのでグイッと引っ張ると、側面の窓に追いやることができます。これでサイドからの陽の光をシャットアウトできます。実際、横からの西日が強い時は重宝します。しかしそれ以外、あまり使っていません。
ラングラーに乗っていると頭上の天井が割と近くまできます。身長180センチ弱のわたしですが、運転しやすいポジションだとラングラーの屋根が前方にかなり突き出ているせいもあって、日差しがわたしの顔まで届かないのです。
イメージしてください。国産車は多くのクルマが空力抵抗を最小限におさえるためにフロントガラスを大きく寝かせていますね。このフロントガラス、運転手の頭上近くまで迫ってきていませんか。見上げれば空です。これでは日中の太陽の光が真上から照ってしまうことは必至。
その点ラングラーはフロントガラスが立っています。立っているのでフロントガラスは運転手まで迫ってきません。その代り、屋根がフロントガラスまで伸びているんです。
つまり、なにもしなくても屋根がサンバイザーの役割をしてくれています。
だからはわたしはほとんど付属のサンバイザーを使うことはありません。
それに、もし使ったとしても小さなフロントガラスがサンバイザーでほとんど隠れてしまって前方が見えにくくなります。
サンバイザーで前方が見えないなんて普通じゃ考えられないですよね??
ルームミラーは自動で眩しさ制御してくれる
ラングラーのルームミラーは自動センサーが付いていて、後方車のヘッドライトが明るい場合にスゥーッと暗くなってくれます。
手でツマミをクイッてするやつがありません。超賢いです。(昨今のクルマの標準装備でしたら申し訳ないです…)とにかく、超便利です。
ルームライトどこ?って戸惑う
ラングラーは屋根が取れます。なので普通のクルマのようにルームライトが天井に付いていません。
じゃ、ドコについてるの??
それはですね…。
なんとルームミラーについています!左右それぞれに付いていて、かなりの角度でビーム照射してきます。 ちょっとウケます。
ちなみに、後部座席用は中央のロールバーに付いています。荷室にもロールバーにルームライトが付いています。
クロカンなのに手摺がない
ラングラーは掴まる手摺がありません。実はラングラー、ノーマルではどこにも手摺がないんです。唯一、助手席の前方に写真のような手摺が付いているだけです。
だからラングラーに乗り込む時は乗りにくいです。掴まるところがないですもんね。
でもこれは解消するためのアフターパーツがたくさん出ています。
正規品もあるくらいなので、メーカー側は「なんか自由に楽しんじゃってよ」てくらいにしか考えてないんだと思います。(笑)
ラングラーはスピーカーが天井付近にある
ラングラーはドアが取れます。だからスピーカーはドアにありません。
普通は低音を効かせるため、ドアにつくことがほとんどですがラングラーには付いていません。フロントに関してはインパネの足元にデッカイスピーカーが付いていますが、後部座席はどこにあるんでしょう??
実は天井付近のロールバーについています。上から鳴れば効率よく室内に響き渡ってさぞ良い音がするんでしょうね!
・・・・。いやいやいや、そんなことありませんでした。
わたしが乗っているのはスポーツというグレードですからサハラはどうなのかわかりませんが(サハラはウーファーが別でついています)低音を効かせて、ある程度のボリュームで鳴らすと、ビリビリ音がします。
ひょっとしたら、わたしのラングラーだけかもしれませんが慣らしている時にロールバーに手を添えると、バーがブルブル振動しています。そりゃもうブルンブルン!です。
これがですね、なんとルームランプのカバーを振動させてしまっているんです。ランプカバーがですねーーービリビリ言うんです。
スピーカーの真横にあるんですから仕方ないのかもしれませんが、JK型ラングラーでココだけはマイナスポイントです。
ルームランプを手で抑えるとビリビリ音は止むので間違いありません。
他のクルマで試したことはないので「個体差」って言われりゃ、運がなかったのさって諦めますけどね。
ですからオーディオに関してはサハラのウーファーか、社外品で調整するほうが良いかもしれませんね。
ここでひとつ。
ラングラーはFRP製の屋根と取り外せるドアで囲われているだけなので、音が漏れます。
外の音やロードノイズはそんなに気にならないですが、トランスやハウスなどの「ドッドッ」というバスドラムの刻みはかなり外に漏れるので夜間は要注意です。
遊び心があってかわいい仕掛けもある
ラングラーはマイナーチェンジが行われた2012年頃からインテリアの新装とともに写真のようなアイコンをデザインするようになりました。
このほかにサハラのホイールにもジープのアイコンがデザインされています。
夏は地獄のように熱い
ちょっと言い過ぎました。はい。さすがに地獄ではありません。地獄行ったことありませんので。
真夏日の日中、中から天井を触ると「ほぼヤケドする」と言ったほうが正解に近いですね。殺人レベルです。
そうならないためにも断熱マットは必須です。
頭上が天井に近いラングラーは夏の運転が過酷すぎます。薄毛が進行してしまいそうです。
まぁわたしは、窓開けて汗でビチョビチョになりながら風を感じるほうが好きですけどね。ロマンですね。
ちなみに、冬はとても寒いです。とてもクルマの中とは思えません。幸い、暖房はよく効きますので良かったです。
まとめ
まとめるとラングラーのインテリアは
・サイドビューモニターは超広角レンズで高感度なのでとても重宝する
・フットペダルは使いにくいので、段差解消キッドの購入がオススメ
・サンバイザーは、ほぼ不要
・ルームミラーは自動で眩しさをコントロールしてくれる
・フロントのルームライトはルームミラーについている
・スピーカーはドアではなくインパネやロールバーについている
・ジープのアイコンがいろんな箇所に隠されていてかわいい
・夏は殺人レベルでアツい(冬は寒い)
どれも特徴的なインテリアとなっていますね。こんなクルマほかにありませんので、購入してみてビックリしないようにこれらの内容を実際に体験して検討することをオススメします。
ここまで読んで下さったみなさん、本当にありがとうございました。
今日はこんなとこ!おしまいっ
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