みなさんこんにちは!愛とロマンの男マーカスです!
テレワーク!
自宅PCで在宅ワークなんて、長時間デスクに向かったことがないという方、とっても多いのではないでしょうか??
というわけで、快適にデスクワークを行うための必須アイテム、わたしが使っているデスクチェアをご紹介したいと思います。
私のデスクワーク歴はかれこれ15年になります。職業柄、自宅兼事務所ということで、図らずも元々テレワークのようなもの。
そんな私が今年の春、長年連れ添ったデスクチェアとサヨナラして新しく新調したのが「デラックスレーサー フォーミュラシリーズ」というものになります。
ブラックとレッドがありますが、わたしがチョイスしたのはブラック。
15年歴のわたしが、なぜ「デラックスレーサー フォーミュラシリーズ」を購入したのか、購入を悩んでいる方々のご参考になれば良いと思います。そんなわたしですが、実は少し後悔しています。。。。
ゲーミングチェアがなんだか良いらしい
「疲れにくい 椅子」とかのキーワードでググると必ず検索ヒットするのが「ゲーミングチェア」
eスポーツとして注目されるゲーム業界ですが、eスポーツで使用されているのが「ゲーミングチェア」です。
いやいや、ゲーム違うし。仕事用だし。ということでわたしもスルーしていましたが、よく目にするので気になって少し調べてみると、どうやら人間工学に基づいて本格的に開発されたものが多く、レビューを見ても「長時間座っても疲れない」「姿勢がよくなった」「寝れる!」など高い評価が目立ちます。
ほぉほぉ。 そんなに良いものなのか。
調べてみるとメーカーのホームページには、”疲れにくく程良い姿勢におさまるような工夫を随所に凝らしました”的な事がたくさん紹介されています。
YouTubeでもたくさんの方が「良い」と太鼓判を押されています。
否定的な意見があまりなく、概ね好評のようでした。
デスクワークとして使用なら、同じデスクでゲームする感覚と近いのでは?
イコール疲れにくく仕事出来るのでは?
と軽い気持ちで、ゲーミングチェアをデスクチェアとしてチョイスすることになりました。
安い
デスクチェアはイイものを買おうとすると、そこそこなお値段が致します。
高いものだと10万レベルのものも普通にあります。
でも、ゲーミングチェアだと高くても5,6万くらいでありますし、安いモデルだと2万円台で手に入るものもあります。
座り心地がほどほど良くて、この値段で手に入るなら検討する余地はあるのでは?とも思いました。
であれば、いろんなモデル間で最もリーズナブルなものでも良い座り心地が手に入るのでは?
ていうか、その方がゲーミングチェアを手に入れることの最大のメリットになり得るのでは?
ということで、ゲーミングチェアの中でも有名どころで且つ安い「デラックスレーサー フォーミュラシリーズ」を購入するひとつの理由となりました。
ファブリックシートがいい
このゲーミングチェアというジャンル、各メーカーがこぞって「合成皮革」を採用しています。
確かに「革シート」と聞くと、高価なイメージがありますしこの値段で革シートが手に入るのならそっちにするか、となりそうです。
でも「天然革」ではありません。あくまで「合成皮革」です。
この合成皮革でわたしは、かな~り嫌な思いを長年してきた経験があります。
「合成皮革」は水分にめちゃくちゃ弱い。
皮脂にめちゃくちゃ弱い。
断言しても良いです。毎日座る椅子にこの合成皮革はあり得ません。キレイが1年持ちません。
通気性が良いように穴を開けたとか工夫を凝らした製品もあるようですが、経験上断言できます。この通気性、まったく意味がありません。
わたしは合成皮革で通気性に工夫を凝らしたデスクチェアを使っていました。
最近になってようやく処分しましたが、1年くらい座っていると生地にヒビが入りはじめ、すぐに割れて、その後表面がボロボロと剥がれ始めてしまいました。
集中して汗ばむカラダを預ける椅子として、合成皮革はあり得ません。
ということでファブリックシート一択でした。
つまりレビューも多く有名で、且つ最安でファブリックシートとなると「デラックスレーサー フォーミュラシリーズ」を購入することとなったわけです。
デスクチェアとしては”ナシ”
お尻が落ち込んでいる
調べてなかった私が悪いのですが、わたしの使用方法を前提として想定外だった点を話していきますね。
まぁ、そんなこんなでこの「デラックスレーサー フォーミュラシリーズ」購入したわけですが、使用してみた結果。
デスクワークにゲーミングチェアはわたし的には”ナシ”。お勧めできません。
なぜお勧めできないかというと、デスクワークとゲームでは
「使用前提となる基本姿勢が全く違う」
という事が言えます。
デスクワークはPCでキーボードを打つだけではありませんよね。書類に目を通したり、手で文字を書いたり、時には机に突っ伏して頭を抱えながら思案することもあります。
そう、前傾姿勢になることがあるのです。肩こり対策などで推奨されてはいませんが、仕方ありません、前傾姿勢にならざるを得ない場合もあります。
この前傾姿勢をとれるよう工夫してあるのがデスクチェアであり、ゲーミングチェアはそもそもこの前傾姿勢を考慮してはいません。
盲点でした。。。やっちまった。。。
わたしはデザインという職業柄、手でスケッチすることが日常です。
当然このときは前傾姿勢になります。
赤ペンで修正したり構想を描いたり、大部分はふんぞり返ってのPC作業ですが核となるデザイン作業は基本、前傾姿勢なんですね。
ゲーミングチェアでこの前傾姿勢をとろうとすると、お尻が落ち込むように座面が傾斜しているために、腰が不自然に屈曲しすぎてしまうんです。
大袈裟に言うと「膝を抱えるように近い体勢で前傾姿勢をとっている」ような感覚です。
上の写真でも”大腿を圧迫しない”とありますよね。でもこのフォーミュラは圧迫します。
ゲーミングチェアは、腰を伸ばして頭をヘッドレストに押しつけるようにし、脚を前に放り出すような姿勢に最適なポジショニングで設計されています。
当然ですよね。ゲーム用の椅子なんですから。
座面が浅い
前述に加えて、デスクチェアとしては座面が浅い傾向にあると思います。このフォーミュラシリーズもちょっと座面が浅く太ももを膝下まで支えてくれません。
だってふんぞり返るようにして寝そべる体勢で最適化してあるんですから、当然ですよね。
脚と腰の二点で支持するゲーミングチェアに比べ、デスクチェアは腰で支えるように工夫されていると思います。
大腿を圧迫しないように作られているので、どっしりと深々と座って前傾姿勢もとれる。
その時はお尻や腰で全体重を支えていると思います。
膝を曲げてチェアの柱脚部分につま先を立ててコツンコツンやるような方も多いと思います。この姿勢がとれるのはデスクチェアとしっかりと設計されているからだと思います。
リラックス感がすごい
ここからは良かった点もお話していきます。
お尻が沈み込んで座面が傾斜していると書きましたが、そのおかげで背中が自然と背面に押し付けられます。そしてヘッドレストに頭がちょうどの感覚で納まります。
ゆえにとっても自然な体勢をとることが出来ます。
視線を前方に向けるには最適なポジションがとれると思います。
高価なリラックスチェアと比べると、その比ではないと思いますが、この価格帯でこの姿勢がとれるのは素晴らしいと思います。
リクライニング機能付
「この価格帯で」と書きましたが、更に凄いことにリクライニング機能が付いています。
横っちょにドライビングシートを思わせるデザインのレバーが付いています。小さくて硬くて、憎い演出ですねぇ
メーカーによっては180度までフルフラットに傾斜するモデルもあるようですが、このフォーミュラシリーズは135度まで。
とはいえ、ゆりかご機能が15度備わっていますので、腰はフラットにならないにしても、135度+15度で背中は150度まで傾斜することになり体感としてはほぼフラットに近い感覚が得られます。
実際このリクライニング機能は個人的には素晴らしいと思いました。
いままで使っていたデスクチェアはショボかったこともあるので比較する気にもありませんが、リクライニング機能って本当にすごいんですね。
でもこの価格帯だからお買い得感があって嬉しいのかもしれませんww
よくリクライニングしては休憩し、時々そのまま眠ってしまってます。
座面高の調整がしやすい
最低座面高が41センチ。そして最高座面高が51センチもあります。
日本人の体形的にもう少し低くても良いような気がします。51センチも上げてしまってはデスクワークなんか出来るわけありません。ゲームとしても最高高で利用する方っているのかなぁww
お尻が落ち込むような座面傾斜があって、座面の先端部分での高さなので、ちょっと注意が必要です。ご自分の体形に合わせた座面高がとれるか確認することをお勧めします。
誤るとマジ後悔しますよ。座面高は本当に大切です。
ファブリックの肌触りがよい
先にも書いた通り、生地はファブリックシートです。このファブリックシートが安価な割に結構厚みがあってしっかりしている印象でした。
少しザラザラ感があるので敏感な方は注意した方が良さそうですが、わたし個人的には全く不快感なく座ることができます。
夏場なんか下着にパンツ一丁で座ることもありますが、まぁ、みなさん普段はそんな軽装備にはならないでしょうから肌触りは、気にする人のみってことでも良さそうです。
生地の耐久性が高い
これ、そのまんまなのですが、写真でもわかるかなぁ。半年毎日座ってますが、摺れや毛玉などほとんど?いや全くありません。
破れ? いや破れるような気配は皆無です。
ただ、ほこりが付きやすいです。絡む感じです。掃除機で吸うのが一番です。
液体をこぼしても沁みこんじゃうので当然ですが、掃除が大変です。
サポートが良い感じ
わたしは177センチとなかなかの体格ですが、このフォーミュラシリーズにはヘッドレストとランバーサポートが付属しています。
体型によっては使用しない方もいらっしゃるようですが、わたしの身長で且つ使用目的をデスクワークも視野に入れるのであれば、これら二つは重宝します。
とくにランバーサポートは上下に動かせ、定位置で固定できるので大変助かっています。
キャスターはまぁまぁ
キャスター部分や踏ん張る脚の部分は樹脂!
でもなんら不満はありません。
というか樹脂の方が安心です。どっかの記事で見ましたが、下手にメッキを選んじゃうと、劣化でメッキが剥がれかけてメッキ部分は鋭利な刃物へ早変わり!裸足をサクッ、血ドバババ。。。なんてこともあるとかないとか。
肘置きがまぁまぁ
今までのデスクチェアも肘置きがありましたが、高さ調整がついていませんでした。
このフォーミュラシリーズは廉価版にも関わらず高さ調整機能がついています。
さらに、見過ごせないのが素材です。
みなさんお気づきではないかもしれませんが、意外に腕部分を置いていると汗をかいています。
なので清潔に保つためにも腕部分にレザーやファブリックシートではなく、拭きやすい樹脂性のものを採用しているのはメリット大きいと個人的には賛成しています。良きです ◎
しかもクッション性がある!
デザイン・・・。
カッコいい! 。。。のか?コレ
個人的にはちょっと派手かなぁとは思います。
でも、んー 見慣れてきました ww
筋トレ用にも
わたし、部屋でダンベルトレーニングしてますがナニブン初心者なもんですからフラットベンチやインクラインベンチがありません。
その時活躍(代替)してくれるのがこのゲーミングチェア!
インクラインダンベルフライをやるときに135度に傾斜させて使用しています。
でも注意点が!
肩周辺の張出し部分。これが腕にあたって肩を広げることができません。当然ですが。
なので枕や布団類を丸めて背中を浮かすようにして使っていますww
。。。なんだかだんだん恥ずかしくなってきましたが、まぁ工夫次第で使える幅が増えるよという一例ですか。。。すみません^_^;
総評
デラックスレーサー フォーミュラシリーズ
ゲーム用、リラックスチェアとしては 大変良い商品でコスパはめちゃくちゃ高いと感じました。
でも、テレワークや在宅ワークとしてメインチェアを考えると、やめとけ という感じです。
ふんぞり返って仕事する人は良いかもしれませんが、前傾姿勢をとる必要がある方々は やめといた方が良いです。 最初、違和感が凄まじいです。
前傾姿勢だけがデメリットなのでそれ以外は本当よく考えられた椅子だと思います(同価格帯で比較した場合)
ですからそれを許容できる方や、それでも購入する!という方は、生地はファブリックシートにすることをお勧めします。
合成皮革は声を大にして言いたいです。必ずボロボロになって、凄い状態になります。合成皮革は空気中の水分でさえ吸収して劣化するんですから、座るとイチコロです。3年もすればヘタレ感凄いです。
以上、デスクワークのために、テレワークのために購入したゲーミングチェアのお話でした!
今日はこんなとこ!ここまで読んでくださった皆さんありがとうございました。
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